今日は父の日と、朝知った。
12時に家を出て、13時に実家に着いた。
帰り道、吉祥寺に寄って、17時に帰宅した。
ゴールデンウィーク前に、ソニックユースの「音速青年」というブートレコードが入荷していた事を思い出し、パルコの地下に移転したディスクユニオンへ行ったが、既に売り切れていた。
吉祥寺は賑わっていて、何となくもう少し歩きたくなったので、百年という本屋に寄った。
店内にはBGMが流れていたが、カメラのシャッター音が鳴ると共に一時停止を繰り返していた。
スピーカーに無線接続されたスマートフォンでカメラを操作し、BGMがぶつ切りになるという要領の悪さを、不思議に思いつつ、本を二冊買って帰った。
父は先週、退院した。
父の顔は白くて、足は浮腫んでいたが、まずまず元気そうだった。
食欲はあるらしく、買ってきたケーキを完食した。
20才を過ぎた猫にも会ってきた。
痩せて黒目は白っぽくなり、コオロギみたいな鳴き声を響かせていた。それでも変わらない猫。
帰宅して、暫く経ったけれど、まだ雨は降らなそうだ。夕焼け空が見える。
今日買った本にHONZIさんの事が少しだけ書いてあった。
この空の色のような、赤紫のイメージがある。
勇敢で、無邪気で、楽しげで、悲しげな、複雑な色をした人。